インフレと株価
久々の投稿(笑)
株式投資する方にとって、インフレって気になりますよね。最近のコロナに伴うサプライチェーンの乱れからインフレは一時的ではないのでは?といった意見が結構出てきています。アメリカ株、日本株両方ともここ数日がっつり下げてますね。
インフレとはお金の価値が下がり物の価値が上がることを言いますよね。
基本的にはインフレも行き過ぎなければよいわけで、日本やアメリカなどは何となく2パーセントの物価上昇を目標にしているわけです。程よいインフレが経済の成長には必要で、それに伴い給与も上がっていきますよという理屈です。
一方、急激なインフレは経済活動に支障をきたします。金属や原油価格の上昇、賃金の上昇は製造業や小売業などの企業業績に大打撃を与えます。住宅の建築価格なども材料の高騰で上がっています。
また、債券はインフレに弱いと言われています。5パーセントのインフレの状況で債券利回りが1パーセントだと、債券を持っているだけで、お金の価値が減少してしまうわけですから、債券投資家は債券を売ってしまいます。
ここで、株式はどうかというと債券価格が暴落し利回りが急上昇すると、株式も下落します。イメージ的には株式は超長期の債券のようなものですね。特にPERの高い成長株ほど下落するわけですから、ハイテク企業ばかりのポートフォリオだと大打撃です。
昨年三月のコロナショック以降、世界的な金融緩和で米国、日本株が暴騰してきたわけですから、しばらくは債券が落ち着くまで、投資はほどほどにしようと思う今日この頃です。
最後に、去年暴落したINPEXの株価が原油の高騰をうけ最近絶好調です。
私のポートフォリオで一番輝いています。
セクター分散の大切さをしみじみ感じています。
以上