エイトの日記

30代サラリーマンがセミリタイア目指す的な(笑)

IDeCoの手数料に気をつけろ(笑)

 本日はIDeCoについてです。先週30年ぶりに日経平均が30,000円超えましたね。

最近の日本株の高さを耳にして株や投資に興味がある方も多いと思います。投資信託、積み立てNISA、IDeCo。投資の入り口はこの辺りから始めるほうが良いなんてよく言われますよね~。最初にIDeCoからはじめて投資信託、積み立てNISAもやってますなんて猛者も多いと思います。

 でも、『実際IDeCoやってるけど節税になるんでしょ、よくわかんないけど。』とか『皆やってるから取りあえずお得っぽいしやってます。』みたいな方も多いんじゃないかと思います。

 かくいう私も銀行の可愛い同級生に進められて、始めた口です(笑)

その後、その子にはこっぴどく振られたのですが…別に根には持ってないです(笑)

 

目次

 1.IDeCoって何?

 2.何がそんなにお得なの?

 3.実際やってみた感想。

 4.まとめ

 

1.IDeCoって何?

 IDeCoとはいわゆる個人型年金のことです。401Kとか個人型確定拠出年金とも言われますよね。

 年金といえば国民年金や厚生年金、旧共済年金なんかは誰もが聞いたことがあると思いますが、これらは公的年金って言われるやつです。成人の人は皆が原則加入しなければならないものです。

 また確定企業給付年金なんてものもありますね、これは企業などが支払った掛け金を金融機関が運用して、将来の年金として支払われるものです。

 一方、IDeCoは入りたい人は入っていいです、個人にお任せしますよ、自分で運用してくださいねってやつです。

 IDeCoについては、年金というだけに60歳まで引き出すことができません。原則として途中解約不可です。(途中で積み立てをやめたり、元本保証型の定期預金に振り替えることはできますが、引き出すことはできません。)

 どちらかといえば元本保証されないミドルリスク、ミドルリターン(ハイリスク・ハイリターンと言う人もいますが・・・)な運用商品となってます。

 似ているもので個人年金保険なんてものもあります。こちらは、積立金の運用は保険会社がしてくれて、加入期間も選べます。また、元本割れするものの、途中解約もできます。ただし、長年かけても大幅に掛け金が大きく増えるものではありません。ローリスク・ローリターンな商品です。

 また、IDeCoについては月額5,000円以上で、その人の職業等により掛金に上限があるのも特徴です。

 

IDeCoの掛け金上限】

公務員 月12,000円、会社員(企業年金あり)月12,000円~20,000円、会社員(企業年金なし)月23,000円、専業主婦月23,000円、自営業者月68,000円

 

2.IDeCoって何がそんなにお得なの?

 IDeCoのお得といわれる点は主に3つです。

所得税の控除が受けれる。

金融商品の運用手数料が良心的、運用益が60歳になるまで全額非課税になる。

③受け取りの際、退職金として優遇された税率で受け取れる。

 

①小規模企業共済当掛金控除の対象になり所得税の控除が受けれる。 

 会社員の方なら年末調整で生命保険のハガキを提出して、保険料控除を受ける方も多いと思いますが、IDeCoも小規模企業共済当掛金控除の対象になり、所得控除が受けれます。

 しかも、保険料控除よりも優れているのは掛金が全額控除の対象となることです。もちろん、IDeCoに加入したからと言って所得税が全額還付されるわけじゃないですよ~課税所得からその分が全額引かれるってだけで、最終的には税率分の所得税がかかります。

 ちなみに生命保険などの保険控除の場合、掛け金が全額控除にならない場合がほとんどですよね。どんなに保険に入っても、最大120,000円です。

 

金融商品の運用手数料が良心的なものがあり、運用益が60歳になるまで全額非課税に  なる。

 株式のインデックスファンドで一般に販売されているものよりも運用手数料が安いものがあります。

 また通常、投資信託などを積み立てる場合、配当などの運用益には約20パーセントの税金がかかります。その点、IDeCoについては運用益も非課税で運用できるわけですから、その点はお得です。

 

③受け取りの際、退職金として優遇された税率で受け取れる。

 えっIDeCoは非課税じゃないのって思いました(笑)実は受け取りの際は退職金と同様の税金がかかるんです。ただし、退職金の税率は給与の税率と比べ、優遇されているみたいですけどね。

(でも退職金が大きいエリートサラリーマンは結構税金引かれるのでIDeCo分まで退職金と合算されると結構きついかも・・・)

 

 3.実際やってみた感想。

  実際、私は3年半やってます。2020年3月末現在の実績は拠出金300,000円、評価額263,106円、マイナス36,894円でした。えっマイナスじゃんって思いますよね(笑)

えぇ、マイナスです(笑)私もびっくりしました。

 実際は年末の還付金が1万数千円ぐらいあるので、トントンかちょいマイナスぐらいでした(笑)

 でも、日経平均30,000円超えてるし、米国株式も指数が最高値更新してるからそろそろいいんじゃねって、先日恐る恐る覗いてみたんですよね~。

そしたらなんと拠出金400,000円、評価額 491,967円。なんと、91,967円のプラス(笑)

 複利恐るべし、やるじゃんIDeCoって感じです。有頂天になっちゃいますよね。

でも、私気づいたんです。年間手数料5,816円に・・・

えっ、月々10,000円しかかけてないの、月に約500円手数料かかってるじゃん。約5パーセントの手数料。たけーよってことに・・・

 実はIDeCoの手数料には連合会手数料、運営機関手数料、事務委託金融機関手数料の3つがあるみたいなんですよね。連合会手数料と事務委託機関手数料はどの金融機関でも一律なんですが、運営機関手数料が金融機関によるんです。私の場合毎月322円かかってました。

そうです、あの同級生の私が振られた女の子の金融機関の手数料が毎月結構かかってるんですよ~。ヤラレタ(笑)

 まぁ、積立金額上げれば経費率下がるし、拠出金額が多くなれば毎月の管理コスト率も下がるしいいんですけど・・・別に根に持ってないですよ・・・

 

4.まとめ

  IDeCoは自分である程度仕組みを分かってて、1年に1回でもポートフォリオ組みなおせる方や資産運用に興味があって今から勉強しようかなって方には悪くない商品かと思います。ほったらかしはダメです絶対!

 ただし、単純に節税対策したい、すすめられたから取り合えず買おうかなって感じなら無理してしなくても良いかもですね。節税対策ならほかにもいっぱいありますし、実際、扶養家族が多い方や家の購入してる人はそちらのほうが所得税の控除が大きいわけでから・・・そもそも所得税払ってない場合は所得税の節税にはなりませんよ(笑)

 単純に積み立て投資したいならネット証券で積み立てNISAとかするほうが良いと思います。

 

 いまから、IDeCoやる方は是非ネット証券などの運営機関手数料が極めて低い証券会社での運用をお勧めします。私みたいに好きな子に勧めらたから買うなんて愚の骨頂です(笑)

 銘柄選択は自身でしないといけないですが、YOUTUBEやネットでも沢山情報転がってますので色々調べてみて自分らしいポートフォリオ組むのも面白いですよ。

                             

                                   以上

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。参考にしていただけると幸いです。何か間違ってる点がございましたら教えてください(笑)

 

 当ブログは決して投資を推奨しているわけではございません。投資する際は自己責任でお願いします。